大阪カジノに対しては、賛否両論がある一方で、誘致する事ができれば成功率は非常に高いと、言われています。

今回は、大阪カジノが世界的な成功を収めると言われている理由、大阪が最有力とされている理由を解説していきたいと思います。

いよいよ日本のカジノ解禁が近づく中、一体「どこにカジノができるのか」が気になっている方も多いのではないでしょうか。

ここではカジノ誘致に名乗りを上げている自治体や期待されている自治体など、注目の有力候補地の最新情報をお届けします。

カジノ誘致を表明している中で、主なカジノ候補地は、神奈川（横浜）、東京、愛知（名古屋、常滑）大阪、和歌山、長崎となっています。

現時点では大阪、横浜が特に有力な候補地と見られています。

なぜ大阪はIR誘致(カジノ）で最有力と言われているの？

そもそもIRとは、カジノやホテル、劇場や国際会議場、展示会場、ショッピングモールなどが集まった地域の事を言います。

統合型リゾートとも呼ばれており、シンガポールやマカオなどが既に成功しています。

日本もそれらに続こうと、２０１６年にIR推進法、２０１８年にはIR実施法案を成立しました。

どこに誘致するのかは決まっておらず、候補地の中から最終的に最大３か所選ぶことが予定されています。

北海道、東京都、愛知県、千葉市、横浜市、大阪府、和歌山県、長崎県などがIR誘致に関心を示しています。

その中で、今回のテーマでもある、大阪が最有力と言わています。

理由としては、アメリカ最大手のサンズが日本でのIR参入を、大阪に絞る考えを示している他、同じくアメリカ大手のMGMリゾーツ・インターナショナル、香港の大手であるメルコリゾーツ&エンターテイメントも大阪を優先させる考えを示しているなど、大阪が注目されています。

大阪カジノについて：最大３か所に絞るのはいつ？

IRに向けた動きが活発化していますが、最終的に最大３か所に絞るのは一体いつになるのでしょうか？

２０２５年に大阪関西万博が開催決定しているため、それまでにIRが開業されていれば、大きな経済効果が期待できます。

そのため、IR開業は２０２０年代半ばが理想ですが、まだ日本の基本方針の公表時期は定まっていません。

日本政府はこれから、IR開業に向け、カジノ管理委員会設置、公表、区域認定などを行う必要があります。

併行して、自治体側は、IR事業者の公募と選定などを行う必要があります。

大阪がIR（カジノ）で成功する可能性は高い？

日本のIRに参入を考えているカジノ事業者達は、大阪での開業を目指しています。

なぜここまで、大阪にこだわるのでしょうか？大阪には成功する５つの理由があります。

大阪府は、カジノ法案が話題として取り上げられるようになった当初から、IRの開業候補地として名乗りを上げていた自治体の代表格。

「万博」+「IR」のセット誘致を掲げて双方の誘致に力を注いできた結果、見事2025年の万博開催地に選出されました。

念願の片方が叶ってIR誘致もより一層勢いを増しており、現時点でカジノ候補地の最有力と言えるでしょう。

大阪のIRコンセプトは「スマートIRシティ」。最先端の技術を駆使した、環境にやさしく快適に過ごせる都市を掲げており、未来都市のようなイメージのIRを目指しています。

大阪カジノについて：夢洲とは？

夢洲は大阪湾にある人工島で、広大な土地ではあるものの、現在はコンテナターミナルが2つあるのみの空き地となっています。

さらに、夢洲への交通手段は現在自動車に限られており、歩いて渡ることもできず、大阪府民からも忘れられた土地となっていました。

元々夢洲は2008年の五輪誘致の際、競技場や選手村、後に選手の住宅地として利用する計画でしたが、誘致は失敗。

100ヘクタールを超える広大な土地の活用法が決まらないままでした。

このような経緯から、「大阪の負の遺産」とまで言われてきた夢洲。

しかし2025年の万博開催が決定し、IRの有力候補地ともなっている現在は、負の遺産から一転、関西経済の起爆剤となりうるのではないかと期待されています。

大阪カジノについて：大阪の勢いに拍車をかける可能性もある？

来阪外国人数の増加は続き、来日外国人の３人に１人は大阪を訪れています。

大阪の勢いは現在でも驚異的で、大阪への渡航者数は世界の主要都市の中でもトップです。IRが決まると、更に凄い盛り上がりを見せるかもしれませんね。

大阪カジノについて：IR誘致は当面の間延期になる？

カジノを含んだ統合型リゾート（IR）の誘致を目指している、大阪府と市ですが、7月に予定されていた、提案書類の提出を延長すると発表しています。

基本方針の策定や、方針の内容は、新型コロナウイルスの影響を踏まえて決定するとしましたが、開業に向けたスケジュールの不透明さが増しています。

前述でもお伝えしている通り、2025年大阪博覧会の前の開業を目指していましたが、コロナウイルスの影響により、断念する事になってしまいました。

26年度末までとしていた全面開業について、大阪市長は「事業者と協議する中で、見直す必要があれば見直していかなければならない」と話し、1~2年程度後ろ倒しになる認識を示しています。

大阪カジノについて：まとめ

今回は大阪のカジノについて書かせて頂きました。

賛否両論はありますが、来阪外国人数の増加は続き、来日外国人の３人に１人は大阪を訪れています。

大阪の勢いは現在でも驚異的で、IRが決まれば更に凄い盛り上がりを見せるかもしれませんね。